指矩(さしがね)の使い方をやさしく解説!

指矩 道具

ごきげんよう!トミーです!

今回は現場監督や職人さんがよく使う道具の1つである指矩(さしがね)の種類やいろんな使い方をやさしく解説していきたいと思います!

みなさん指矩(さしがね)っていろんな使い方があることを知ってましたか?

『指矩作った人めっちゃ天才やん(笑)』って必ず思うので

知らない方はぜひこのブログを参考にして現場やDIYで実践してみてください♪

指矩(さしがね)とは?

指矩(さしがね)とは昔から大工仕事で使う工具であり、さしがね・まがりがね・かねじゃくなどと呼ばれているL型の金属製の定規のことです!

物の長さや直角・角度など測れる定規で奥が深く、使い方にも技術が必要な道具です!

基本的な使い方

応用篇は後半に書いてあるので、まずは基本的な使い方を説明します!

線を引く

正しいやり方

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_2996-768x1024.jpeg

基本的な使い方としては画像のように中央あたりを持って、しっかりと材料の側面に当てて直角を出してから線を引きます!

間違ったやり方

を持って抑えているので指矩(さしがね)がブレてしまいます!

の部分を抑えているので、しっかりと抑えれず真っ直ぐな線が引けません!

指矩(さしがね)で線を綺麗に引くには中央あたりを持って、しっかりと材料の側面に当てることがポイントです!

直角を見る

このように材料の角に差し金を合わすことでちゃんと90度が出ているかを確認できます!

ちなみに予備知識なんですが、職人さんは

  • 90度が出ていることを『カネがでてる』『カネている』
  • 90度がでていない時は『狂っている』

などと言ったりします!

角目(かくめ)・丸目(まるめ)とは?

みなさん角目・丸目って聞いたことがありますか?

意外と知られていないことなんですが

このように指矩(さしがね)には長手方向に角目・短手方向に丸目というものがあり、それぞれに役割があります!

さっそくですが、使い方を見てみましょう!!

丸目の使い方

丸目は筒状の材料の円周を求めるときに使い、目盛りに初めから円周率(3.141592…..)が掛けられているので丸目目盛りを測るだけで赤線部分(円周の長さ)を簡単に求めることができます!

①短手方向の内側の角にしっかりと合わせて目盛りを見ます!

以上で終了です(笑)

この指矩(さしがね)は寸目盛になっていて、1寸は3.03cmなので

7.2寸✖️3.03=21.816cm

なのでこの筒状の材料の円周は約21.8cmということが分かりました!

たったのこれだけで円周が分かります(笑)

めちゃくちゃ便利なんですが、実際使うことはあまりないので豆知識ぐらいの感覚で覚えるのがいいと思います!

⚠️ちなみに丸目はcm表記の指矩(さしがね)もあるので尺貫法が苦手な方はそちらをオススメします!

角目の使い方

角目の使い方では3平方の定理を使うので数学が苦手な人は図を参考にしてみてください!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2021-05-14-2-3.png

ちなみに僕は中学校までの数学しか勉強した記憶がないのでめちゃくちゃ苦手です(笑)

①正方形の対角線を求める

角目は正方形の部材の対角線を求めるときに使い、目盛に初めから√2が掛けられているので角目目盛りを測るだけで斜線部分(正方形の対角線の長さ)を簡単に求めることができます!

例えば8cmの角材があったとして

8cm角材の対角線を測るのにいちいち6cm✖️√2を計算するのは面倒くさいですよね!

そんなときに角目を使うと、1発で長さが分かるので便利です!

今回は8cm角の木材を使用します!

√2(対角線)の部分を求めます!

①まずは指矩(さしがね)で測ります!

⚠️僕の指矩(さしがね)は寸目盛なのでご了承ください。

②寸目盛で2.6寸だったので、対角線に角目盛の2.6寸を合わしてみましょう!

ピッタリですね!!

あらかじめ√2が計算されているので、手間が省けます!

本当に便利な道具です(笑)

②丸太から取れる正方形を求める

丸太から取れる正方形を求めることはなかなか使うことはないと思いますが

豆知識として紹介します!

①角目目盛を使い丸太の直径を測ります!

以上で終了です!

この指矩(さしがね)は寸目盛になっていて、1寸は3.03cmで

1.9寸=5.757cmなので、この丸太からは約5.8cmの正方形が取れるということになります!

⚠️ちなみに角目はcm表記の指矩(さしがね)もあるので尺貫法が苦手な方はそちらをオススメします!

こんな使い方もあるので参考程度に見てください♪

応用編

①等分割する

例えば10cmの木材を5等分するには

10cm➗5=2cm

みたいな感じで簡単かつ綺麗な数字が出ますが、実際はもっと細かい寸法のことがほとんどです!

細かい寸法をいちいち計算するのは面倒くさいので、指矩(さしがね)を使ったやり方で簡単なおかつ正確に等分割してみましょう!

①275mmの木材を5等分します

②まずは木材の端と端に寸法の0cmと10cmを合わします!

⚠️今回は0cmと10cmを例にしましたが、数字に決まりはありません!

③10cmの5等分なので2cm・4cm・6cm・8cmの部分に印をつけていきます!

④印をつけたらあとは指矩(さしがね)で線を引きます!

綺麗に5等分になりました!

最後に本当に正確なのか寸法を測ってみましょう!

275mm➗5=55mmなので

ドンピシャですね(笑)

この指矩(さしがね)の使い方は本当に便利なのでぜひ覚えてください♪

②角度を測る

角度を測るときも3平方の定理が必要になるので図を参考にしてください!

30度・60度

30度・60度の角度を出したいときは3平方の定理の左図を参考にして、指矩(さしがね)を使います!

注目するポイントは左図の1:2という部分です!

√3はいったん忘れましょう(笑)

今回は1:2=10cm:20cmと仮定して作業を行います!

⚠️1:2になればいいので、仮定する数字に決まりはありません

①1:2=10cm:20cmなので、はじめに0cm・20cmの部分に印をつけます!

②1:2となるように指矩(さしがね)を合わせます!

⚠️️指矩(さしがね)の内側から測るので、幅15mmプラスしています!

③次に線を引きます!

これで完成です!!

30度・60度の角度が綺麗に出せました!

この形なら受け材とかで使えそうですね!

45度

45度の角度を出すときは3平方の定理の右図を参考にして指矩(さしがね)を使います!

ここでも注目するポイントは1:1という部分で2つの辺が同じ数字なら自然に45度が出せるようになっています!

ちなみに3平方の定理の右図の√2は角目を使い、求めることができます!

今回は1:1=10cm:10cmと仮定して作業を行います!

①木材の端に2つの辺の長さが同じになるように目盛りを合わせます!

以上です!めっちゃ簡単だと思いませんか?

たったのこれだけで45度の角度が出せるので、みなさんもぜひ参考にしてみてください♪

③曲線を描く

ちなみに僕の中では指矩(さしがね)を使って曲線を描くのはちょっと上級者向けかなとも思うんですけれど覚えておいて損はないと思うので紹介していきます!

①指矩(さしがね)のしなりを利用します!

②線の始点・終点のポイントを決めます!

③最後に線を引けば綺麗な曲線になります!

椅子やテーブルをDIYするときなんかにも使えそうですね!

ちなみに曲線を描くことは2人で作業するときには簡単なんですが、1人でやるとどうしても手が足りなくなるので、

そんなときは下図のように木材に切り込みを入れて、クランプなどで固定すれば1人でも簡単に曲線を描けます!

④ほぞ穴を測る

この写真のように指矩(さしがね)の裏側にはほぞ穴を測るときに使う『ほぞ穴目盛り』がついています!

ほぞ穴とは釘を使わずに木材同士で組むために切り込む溝のことです!

溝のような部分はこのほぞ目盛りを使い、測るようにしましょう!

⑤指矩の幅を使う

指矩(さしがね)の幅はきっちり15mmになっているので、寸法が合うならば使う方が合理的で作業も速くなります!

15mmで計算できる寸法はこの幅を使い、測るようにしましょう!

種類と大きさ

指矩(さしがね)の種類は様々なものがありますが

  • cm目盛のみ
  • cm目盛と尺目盛
  • cm目盛と丸目・角目目盛
  • すべての目盛が入っているもの

ざっとこんな感じですが

基本的には自分が必要だなと思う目盛だけ表記されている指矩(さしがね)を選ぶことをオススメします!

いろんな目盛が入っていると正直見にくくなるので(-_-;)

次に大きさについては基本的に2つのサイズがあります!

  • 50cm×30cm
  • 30cm×15cm

結論から言うと2つのサイズを持っておくことが1番いいんですが

どちらか1つだけを使うならば、用途に応じて選ぶようにしましょう!

現場で使用するものやDIYで大きいものを作りたいと思う人は50cm×30cmが使いやすいと思います!

比較的サイズが小さいものに対しては30cm×15cmのほうが取り回しが効いて使いやすいと思います!

まとめ

今回は指矩(さしがね)について解説させて頂きました!

みなさんもうお分かりだと思いますが

指矩(さしがね)はただ直角や長さを測るだけでなく、計算で求めなければならないことがあらかじめ書かれているのでこれを覚えてるだけでめちゃくちゃ時間短縮になります!

現場DIYでもきっと活躍します!

なのでこのブログを見た人はぜひ指矩(さしがね)を使って実践してみてください♪

ありがとうございました!!

以上!!

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