建物にシーリング(コーキング)をする意味とは!?

施工管理

ごきげんよう!トミーです!

今回は建物にシーリング(コーキング)をする意味について

新人現場監督の人や家のことについて知りたい人に向けてやさしく解説していきたいと思います!

シーリング(コーキング)は現場ではあくまで補助的な工事ですが、とても重要な意味を持つので

ぜひこの記事を参考にしてみてください♪

ちなみにシーリングとコーキングは呼び方が異なりますが、モノは一緒なのでこの記事ではシーリングという言葉を使って説明していきます!

シーリングとは?

シーリングとは液状の充填剤のことで、英語で封印・密閉するという意味を持っています!

その名の通り建物のひび割れしたところに使ったり、目地に充填したりして建物の中に雨水などが入らないように密閉してくれるのがシーリングです!

キッチンや洗面所・窓などにも施工されており、みなさんの家を見渡せば色んなところでシーリングをされているのに気が付くと思います!

シーリングの種類別の特徴

シリコン

シリコン系の使用できる箇所

  • ガラス廻り
  • 浴槽廻り
  • キッチン廻り

シリコン系は水廻りで使用することの多いシーリングです!

耐久性が良く値段も比較的安めで、ホームセンターなどでも売っており安易に購入できるものになります!

また、密着性が優れているのでプライマー無しで施工できるというメリットもあります!

~注意点~

充填した後、シリコンオイルが表面に出ている為、塗装ができない点が注意点になります!

またシリコンオイルが充填箇所以外に滲むことがあるので気をつけましょう!

変成シリコン

変成シリコン系の使用できる箇所

  • 内装・外装の目地
  • サッシ廻り
  • コンクリート
  • モルタルなどのクラック(ひび割れ)の補修

変性シリコン系は多用途に使えるシーリングです!

外壁のサイディングも変性シリコン系のものがほとんどです!

上記のシリコン系とは別物で比較してみると

耐久性はやや劣るが、金属製のものにも使用可能で比較的多用途に使えるシーリングです!

また上から塗装可能な点もメリットかなと思います!

『何を使えばいいのかわからない』って人にはこれがオススメです!

~注意点~

値段が少し高めであるということと

シリコン系と比べるとプライマー塗布が必要になってくるという点が注意点です!

ポリサルファイド

ポリサルファイド系の使用できる箇所

  • タイルの目地
  • ガラス廻り
  • 石目地

ポリサルファイド系は耐久性が良く、ほこりなどが付きにくいシーリングです!

特徴として耐熱性に優れていて、シーリング表面が汚れにくいといったメリットがあります!

注意点

注意点としてはシーリング自体に柔軟性があまりないので、ムーブメントの大きい部分に使用するのは避けたほうが良いと思います!

またシーリング表面に塗装する場合に変色・軟化する場合があるので、汚染防止処理などといった対策をすることが大事になってきます!

ウレタン

ウレタン系の使用できる箇所

  • 内装・外装目地
  • タイルの目地
  • クラック(ひび割れ)の補修
  • 防水工事などの下地処理

ウレタン系は紫外線に弱く、充填後塗装が必要になったりしますが、シリコン系と比較しても劣らないくらい耐久性に優れているシーリングです!

また汚染性が少なく、値段も変性シリコンと比べて安いのがメリットだと思います!

注意点

注意点としてはウレタン系は紫外線に弱く、上から塗装する必要がありますI

また充填後にシーリングが痩せたような現象が起きる場合があります!

アクリル

アクリル系の使用できる箇所

  • ALC目地
  • クラック(ひび割れ)の補修
  • タイル目地

アクリル系は新築のALC目地などによく使われるシーリングで湿気の多いところでも使用できるシーリングです!

また充填後、上から塗装することも可能です!

しかし、使える場所に限りがあり現場ではあまり見かけないシーリングかなと思います!

注意点

注意点としては耐久性があまり期待できず、充填後もシーリングが痩せたりするのでニーズが少ないという印象です!

シーリングをする意味とは?

シーリングは建物にとって非常に重要な役目を担っています!

ここではシーリングがもたらす効果について説明していきます!

防水効果

建物にはいろんなところに”隙間„が存在していますが、その隙間を埋めるのがシーリングになります!

1つの建物にはほんとに沢山の隙間が隠れており言い出すときりがないのですが、具体例を挙げるとすれば….

  • ガラスの目地
  • 建具枠と躯体の隙間
  • 外壁の目地など

イメージしてみてください!この隙間たちをシーリングで埋めなければ….

雨水が入る➡水浸しになる➡カビなどが生えて建物が腐ってしまう。

このようにシーリングをしなければ建物の寿命を早めてしまう可能性があるので十分に注意しましょう!

クラック(ひび割れ)防止

建物は経年劣化地震などによりクラック(ひび割れ)を起こすことが多々あり

特に日本は地震大国なのでこのような被害はこれからも当然のように起こります!

じゃあどのようにして外壁のクラック(ひび割れ)を防ぐのか?

ズバリ!それは外壁に目地を設けることです!

建物が揺れた時に力のかかる部分を目地に誘導することによってクラック(ひび割れ)を防いでいて

目地にもシーリングが充填してあるので、いわば外壁のクッションみたいな仕組みになっています!

また鉄骨造のALCパネルなどの目地は部材と部材を突き合わせていて隙間が存在するので、目地にシーリングをすることは防水性・気密性の面でも非常に重要な存在になっています!

逆にクラック(ひび割れ)が既に入ってしまった場合…….

結論!!

早急に修理しましょう(笑)

建物にクラック(ひび割れ)が起こりそのまま放置しておくと…….

クラック(ひび割れ)が起こる➡雨水などが侵入する➡建物の劣化が進行する。

このようにシーリングの防水効果で説明したような悪循環になってしまうので、クラック(ひび割れ)が起きてしまったらすぐにシーリング補修することが大事です!

誘発目地のことについて知りたい方はこの記事を参考にしてみてください♪

施工方法

シーリングの施工方法には2面接着3面接着といった2つの方法があり

結論から先に言うと……

シーリングを充填する箇所の動きが激しい部分には2面接着、あまり動かない部分には3面接着という風に施工方法を変えています!

次に図を使って説明していきます!

2面接着

2面接着といのは文字通り、シーリングが躯体に対して2面しか接着していない状態のことで

躯体の動きが激しい部分の施工方法になります!

ちなみにこの動きが激しい部分のことを

ワーキングジョイント

と呼びます!

ワーキングジョイント部分では、3面接着にしないようにボンドブレーカー・バックアップ材を目地に入れてからシーリングを充填することで2面接着を可能にしています!

図を参考にしてみてください♪

2面接着に向いている目地

  • 木造の外壁(サイディングなど)
  • 金属パネル
  • 金属笠木
  • 鉄骨造のガラス廻りの目地
  • ALCパネル目地

動きが激しい部分(ワーキングジョイント)に3面接着をしてしまうと、シーリングそのものが躯体の動きについていけず、ひび割れを起こしてしまうので注意しましょう!

3面接着

3面接着といのは文字通り、シーリングが躯体に対して3面すべて接着している状態のことで

躯体があまり動かない部分の施工方法になります!

ちなみにこのあまり動かない部分のことを

ノンワーキングジョイント

と呼びます!

3面接着に向いている目地

  • コンクリート目地
  • RC造のガラス廻り目地

あまり動かない部分(ノンワーキングジョイント)に2面接着をしてしまうとシーリングの接着不良が起きたり、すぐに痩せたりするので注意しましょう!

まとめ

今回はシーリングの種類や施工方法について解説させて頂きました!

この記事を見てシーリングは建物にとっていかに重要なものか分かったと思います!

現場で働く人や初心者の方もぜひ参考程度に見てみてください♪

以上!!

ありがとうございました!

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